2001年度バラエティープランナー大賞⑥


新番組企画書



      タイトル
夢見




<企画意図>

夜寝ると見る摩訶不思議なものに夢があります。
夢というのは自分の無意識が勝手に創りあげたものでありますから、何の脈絡も無い訳の分からないストーリーで成り立っています。
だからこそ夢が織り成す世界は未知であり、時におかしく、時にせつなくも、壮大なロマンであふれています。
しかし、夢はとても興味深いものですが、自分の昨夜見た夢の話を友達にしても、恐らく友達は退屈してしまうでしょう。
なぜなら、話だけでは相手に映像が伝わらないからです。
夢が突飛な映像であるからこそ、話だけで映像を頭の中に思い描くのは土台無理な事なのです。
では、夢を映像化してみたらどうでしょうか?
これは、映像化された夢を皆で視聴して、感想をいいあう番組です。



<番組概要>

 ・放送時間    ゴールデン特番
          スタジオ+VTR構成

 ・視聴対象    ファミリー全般

 ・番組種別    情報バラエティー

 ・出演者案    MC:爆笑問題
          夢を研究している学者数人
          ゲストタレント数人



<企画内容>

これは、MCやゲストタレントが今まで見た中で1番インパクトがあった夢を、CGを駆使して創作した再現VTRで視聴していく番組です。

自分が見たままの夢を皆で視聴した後、感想を言い合って、夢の研究者に「なぜこんな夢を見たのか?」等について分析コメントをしてもらったりします。

又、こんな夢を見たために、災難を逃れることができた、難題が解決した、人生が好転した、等のアッと驚く夢にまつわるエピソードが出てくることも予想されます。

楽しい夢、悲しい夢、コントみたいな夢、現実的な夢、等タレントによって様々な夢が登場することでしょう。



《今思ふこと……》

 CGは長時間になるほど莫大な費用が掛かるらしい。

 そんなことより、誰でも思いつくひねりなき企画だ。
 …蛇足だ。