忍者ハットリくんのムササビ飛び~ガキの使い企画案~

 ダウンタウンのガキの使いやあらへんでの企画案を、ガキ使ディレクターさんに評価してもらいました。



○忍者ハットリくんのムササビ飛び

 普通の人間でも、忍者ハットリくんのようにムササビ飛びをすれば、長時間飛べないまでも、何もせずに飛ぶよりは飛距離が伸びると思う。

 そこで、プールの飛び込み台からムササビ飛びで飛んで、距離を競う。

 尚、プールの外に出てしまうほど飛んでしまう危険性もあるので、プールサイドにもしっかりクッションマットを敷いて、外周にはアミを張る。

または、
メンバーそれぞれが、1番飛べると思う格好で登場して、距離を競う方法もある。

<格好例>

 ・カサやパラソルを持つ

 ・大きなうちわを両手でパタパタさせながら

 ・ヘリコプターのプロペラのようなものを手で回しながら

 ・スーパーマンの格好


 以下、講師の評価を会話形式で記述します。

「実験でいきたいのか、コントでいきたいのかどっち?」

「…実験…ですかねえ……」

「それなら、ムササビ飛びである程度遠くまで飛べないと、番組が成立しないよねえ?」

「飛べたら感動、飛べなかったら笑い、という風になりませんか?」

「たぶん、飛べないよね? 他の格好でも距離は変わらないと思う。笑いで15分もつかな」

「……」

「プールサイドにクッションを敷いて外周にアミを張るっていうのは、何が目的?」

「それはフリです。厳重に警戒しているにもかかわらず、そんな御たいそうな設備はいらなかった、みたいな」

「それなら、まず、厳重にマットや網を張り巡らす作業のVTRを流してから、演者1人が深刻な表情で登場→ムササビ飛び→飛べないというオチ、だったら企画は成立する」

「じゃあ、それで」


「最初からまとめろよ」