ガキ使のディレクターに評価してもらった企画案

 初めて企画を見てもらった講師は、
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」を手掛ける超有名ディレクターさんでした。

 ガキの使いは最も尊敬する番組なので、緊張しながらもガキの使いの企画案を中心に見てもらいました。


 最初の講義で、

『深夜の時間帯で30分、タレントメインではなく、企画で勝負の番組を考えよう』

 という宿題が出されたので、次の企画案を提出しました。



番組タイトル大物捕り

・主人公の男性(もしくは女性)が今つき合っている人よりワンランク上のレベルの人をゲットしていく番組。

・まず、5人ぐらいの色々なタイプの女性がスタジオにでてきて自分をアピールする。

・ゲストのタレント3人ぐらいと会場の50人ぐらいのテレビ観覧車の判定で、男性Aの彼女Bより少しだけ上のレベルの女性Cを選ぶ

・そして、AとCが対面してAがCに告白。Aはお面をかぶっていて、CだけがAの顔を見ることができる。

・告白が失敗すれば、Aはお面をとってブーイングとともに退場

・告白が成功すれば2人が1週間共同生活。次週から生活のVTRが番組の最初に流れ、再び5人の女性が出てきてAがCよりワンランク上のレベルの女性をゲットしようとする。

・以上を繰り返し、付き合う女性のレベルが上がっていくと、女性タレント等も出てくる。



以上が提出した企画案です。



講師からは、
 真実味がでるかどうか
 ドキュメンタリーになれば面白いかも

 と、評価されました。


 今思えば、
「男性Aの彼女Bより少しだけ上のレベルの女性Cを選ぶ」
の少しだけ上のレベルの基準を設定して視聴者に伝えることが難しいですねえ……。


『放送作家になるための練習問題100 単行本 – 2000/6/1
飯島 聡子 (著), 小林 哲也 (監修)』

 作家塾へ通う前に読んだ書籍です。
 トレーニング問題が載っているので、予習に最適でした。