私は数年前に某放送作家塾に通っていました。
週に1回2時間を半年通い、テレビ企画書の書き方を学びました。
講師は人気番組を手掛けるディレクターや放送作家の方々でした。
自分が書いた企画書を講師陣に見せて、評価してもらいました。
その後、塾で学んだノウハウを基に企画書を作成して、フジテレビバラエティープランナー大賞という公募に応募しました。
フジテレビバラエティープランナー大賞とは、フジテレビが一般人にテレビ企画書を募集するもので、採用されたら高額賞金が貰えて放送作家になれるという魅力あるものです。
(現在は行われていません)
2001年度と2002年度に応募しました。
2001年度は予選落ちでしたが、2002年度は一次を通過しました。
なんと、応募総数1150名中の50名に選ばれたのです!
続いては、フジテレビのディレクターやプロデューサーの方々による面接です。
胸をときませながら電話を待っていました。
2ヶ月後、電話がかかってきました。
「フジテレビの者ですけど……」
「は、はいっ!!」
「ワタクシの番組が打ち切りとなってしまいまして……」
「はい……」
「アナタ様の企画は当番組で採用できない結果となりましてえ……」
「はあ……」
「誠に申し訳ありませんが、今回の採用はお見送りとさせて頂きます」
「へえ……」
ふて寝した。
どうやら、私の企画書を気に入ったディレクターさんの番組が終わってしまったらしい。
企画書が使えないため、面接もなしとのこと……
他の番組で使えばええんちゃうんかいっ!
他のディレクター紹介せ~よっ!!
と、不満を数日ひきづりましたが、まあ仕方ない。
絶対放送作家にならんでもいっかとなり、今日に至ります。
当サイトでは、放送作家塾時代に私が書いた企画案と講師の評価をまず掲載。
続いて、バラエティープランナー大賞に提出した企画書を掲載します。
ここで、きちんとした企画書に最低限書くべき項目を簡単に説明します。
――ここからテレビ企画書の書き方を参考にして下さい。
・プロの方へ
――良い企画があれば、番組化して下さい。(私を企画会議に呼んで下さい)
・一般の方へ
――企画が番組化したらどんなのになるかを想像で楽しんで下さい。
テレビ企画を中心に掲載していきますが、それはイベント企画やビジネス企画にもなり得ますので、異業種の方々も是非参考にしてみて下さい。
放送作家やテレビ界を目指す方にお勧めの書籍↓
『放送作家になろう!―人気作家が語る体験的養成講座 単行本 – 1998/7
佐竹 大心 (著), ポトマックス (著)』
放送作家になった経緯や仕事内容を、
現在最前線で活躍中の作家さん
(高須光聖、鈴木おさむ、おちまさと、鮫肌文殊、山田美保子、他…)が語っています。